以前、人の住める環境ではなくなった実家の片付けについて少し記事にしました。
今回の記事では実家や農業機械を保管している山小屋にあるもので、売れたモノ売れなかったモノについて話します。
日本画は売れなかった!
まずは売れなかった日本画から話します。実家には7点の日本画が飾ってありました。
そのどれもが同じ画家の日本画で、落款印近くの手書きで書いてある年号(30年くらい前のものも)から遡って考えてみても、あきらかに近年の絵(Web上で閲覧)とは作風が違います。
自分の予想では、画家として活動を始めてまだ間もない頃の絵だと勝手に思っています。
その画家さんは一応「日展会友」で画家として活躍した後、とある県に拠点を移しました。
ブログでは名前等を控えます、日本画の画像や画家の名前をブログに載せてしまう事で、多方面に迷惑をかける事になるかもしれません。
このブログやSNS等で日本画の画像を載せて引き取ってくれる方を探す事が出来ないのが残念です。
さて、普段絵画の事なんて一切興味のない人間からすれば、古美術商などの業者にひとたび査定以来を出すと直ぐにでも値がつき、それなりに高く売れそうだと考えると思うんです。
でも、3社に査定メールを出したのに1社からしか連絡がありませんでした。3社に査定メールを出したのに1社からしか連絡がないのはどうしたものでしょう!?
弟とも相談した結果「県外にわざわざ運ぶのも手間がかかるし実家がある県内に住んでいる自分が管理するよ」と、弟が快く言ってくれたのですべて任せる事にしました。
遠い将来、その日本画に値が付く事があっても後悔はしません(笑)
山小屋は宝の山でした
打って変わって、山小屋の中に保管してある農業機械にはそれなりの値がつき、滞納している税金や土地改良区などへの支払いに充てる事が出来ました。
では、売る事ができた農業機械等を紹介します。
- 旧式のコンバイン
- トラクターの後ろにつけるロータリー(作業機)
- キャリア
- 管理機
- ネギの皮むき機(未使用)
- 田植え機
- 薪割り機
- 化学肥料
旧式の農業機械ばかりですが、査定をしてもらって無事に業者や農家の方に買い取ってもらう事が出来ました。
農業機械の査定や農地の件でお世話になった、土地改良区の担当者の方には父が入院し農業の担い手ではない自分達兄弟の状況にも、親身になって対応をしていただきました。
本当に感謝の言葉しかありません。最終的には山小屋そのものを譲渡する事が出来たんですが、その話しはまたいつか。