今回ご紹介するアイテムは過去の記事でも紹介した「BRING」のアンダーウェア。
以前紹介したWUNDERWEAR 70/30と違って、WUNDERWEAR 50/50はウール50%、化繊50%の混紡率なので防臭性だけでなく速乾性にも注目しているアイテム。
▲WUNDERWEARは選べるカラーも豊富、今回はHeather Grayを購入しました。
WUNDERWEAR 50/50を購入したのは初夏、70/30と同じく最低でも4日間はき続けた後の防臭性や気になる耐久性などをレビューします。
- WUNDERWEARについて
- WUNDERWEAR 50/50のディテール
- WUNDERWEAR 50/50の着用感
- WUNDERWEAR 50/50のサイズ感
- WUNDERWEAR 50/50のウエストバンド幅は3.5cm
- WUNDERWEAR 50/50のにおいにくさ
- WUNDERWEAR 50/50の耐久性
- まとめ
- BRINGで購入してみたい夏アイテム3選
WUNDERWEARについて
BRING Material
古着を回収して服から服をつくるBRINGの再生ポリエステルを使用し、サーキュラーエコノミーを実現。
MERINO WOOL SUPER EXTRA FINE
メリノウールの中でもさらに高品質な"スーパーエクストラファイン"メリノ使用で、とろける肌触りを実現。
UNISEX/ALL GENDER
アンダーウェアが、驚きのユニセックス/オールジェンダー。
REVERSBLE
前後どちらでもはけるから、急いでいる朝でも迷わない。
DEODRANT
ウールは天然の機能素材。高い防臭性と調温性を備えています。そのため暑すぎるように思える夏場でも、実は快適に履くことができ、行動中の気になる匂いも予防することができます。
WASHABLE
そして家庭用洗濯機で洗えるウールを使用し、容易なメンテナンスを実現。
DRY
ポリエステル混で乾きやすい。行動中も、洗濯後でも。
引用元:BRING | 服から服をつくる
WUNDERWEAR 50/50のディテール
WUNDERWEAR 50/50の着用感
70/30とは違ってポリエステル50%混紡なので、触感がややザラっとしています。
▲WUNDERWEAR 50/50、カラーはHeather Gray。
▲WUNDERWEAR 70/30、カラーはKhaki。
両方の生地を撫で比べてみると70/30のほうがなめらかでしっとりとした肌触り。
70/30と同じく50/50もカシミヤと同等の細さ(15.5ミクロン)を誇るスーパーエクストラファインメリノウールを50%使用。
4日間はき続けてみましたが、はき心地は70/30とほぼ同等、なめらかさやしっとり感は50/50のほうがやや劣ります。
あとは履く人の好みというか、70/30は活動量が比較的少ない登山やトレッキング、50/50は山中を長時間走り続けるような活動量が多いトレイルランニングというふうに使い分けてみても良いですよね。
WUNDERWEAR 50/50のサイズ感
購入したサイズは70/30と同じくMサイズ、自分のウエストサイズが78cmから81cmに上がってしまった事もあり、実際に履いてみるまで窮屈に感じないか不安でした。
履いてみたところMサイズで問題はなく、不安だったウエストバンドの圧迫感も全くなくて動きやすいです。
70/30の記事でも触れましたが、股下寸法がアイスブレーカーやスマートウール、アークテリクスなどのアンダーウェアと比べると短め。
▲椅子に座ったり胡座をかいたりしてるときは股へのずれ込みは気になりませんが、足の上げ下げで裾の生地が股に寄ってくる事があります。
アンダーウェアを複数枚持っている人間からしたら、WUNDERWEARの股下の長さが気になるか気にならないかで今後履く頻度が変わりそう。
WUNDERWEAR 50/50のウエストバンド幅は3.5cm
70/30と同じく50/50もウエストバンド幅は3.5cm、アンダーウェアのウエストバンド幅やバンド部分の厚みは着用ストレスに一番に直結する部分と、これまで紹介してきたアンダーウェアの記事内で説明してきました。
▲ウエストバンド幅はメーカーによってさまざまですが、幅が狭ければ狭いアイテムほど腰回りの窮屈さが気にならなくなりますし、履いている感覚を忘れそうなほど快適なアンダーウェアが多いような気がします。
4日間連続で着用してみても、ウエストバンドがくるっとめくれてくる事や折れる事もまったくなくそれだけで推しアイテム。
自分と似たような体型の方にはMサイズをぜひおすすめします。
WUNDERWEAR 50/50のにおいにくさ
4日間にこだわる理由は、BRINGのサイトで見かけた「前後リバーシブル。なので、前後×裏表で四日履けてしまう」が気になったのがきっかけ。
サイトに記載のある方法ではなく70/30の時と同じく、前後や裏表を変えないで普通に4日間着用してみました。
▲防臭性の高さの秘密はウールを使用しているだけでなく、通気性が良いニット素材を使用しているからだと思います。
日常生活で4日間履いてみた結果、3日目くらいからいつもと違うにおいを感じました。
4日間履いても全く匂わなかった70/30には防臭性は劣るものの、アイスブレーカーのアナトミカボクサーやスマートウールのボクサーブリーフと同じくらい防臭性が高いです。
今回のにおいレビューは初夏の平均気温が22℃くらいの時に4日間履き続けて検証してみましたが、今後30℃を超える真夏日に履いてみて何日間匂わないのか再度検証します。
WUNDERWEAR 50/50の耐久性
一番気になっていた耐久性ですが、ボトムとよく擦れる部分が4日目くらいに毛羽立ちました。
▲ウールの混紡率がどうのこうの言うよりはニット素材を使用している事が毛羽立ちが起きやすい原因になっているのかもしれません。
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まとめ
過去の記事で紹介した70/30は、日常生活で4日間履き続けても匂わないほど防臭性が高いアイテムでした。
今回紹介している50/50はメリノウールが50%混紡という事もあり、履き続けて3日目から少し匂ってきたので、70/30と比べると防臭性は少し低いように思います。
耐久性は4日目あたりからボトムとよく擦れる部分が毛羽立ってきました。
▲WUNDERWEARの経年変化を今後も随時紹介します。
アイスブレーカーやスマートウールのアンダーウェアはナイロン混紡なので2年以上経過しても購入当時の状態をキープできていますが、WUNDERWEARの場合は化繊とかウールの混紡率というよりは、ニット素材(編まれた生地)を使用している事によって毛羽立ちが起きやすくなるのかもしれません。
ウエストバンド幅は3.5cm、くるっとまるまってきたり折れることもなく着用ストレスなく履けます。
WUNDERWEAR 70/30と50/50を購入してみた結果、股下の長さや耐久性など今後も履き続けていく上で気になるところが数か所ありました。
自分のように新しいモノ好きな人や既にいろんなメーカーのアイテムを複数所持している人が、コレクションのひとつとしてWUNDERWEARを購入してみてもおもしろいかもしれません。
WUNDERWEAR以外で個人的におすすめするアイテムは、保温性・防臭性・耐久性ならスマートウールやアイスブレーカーのアイテム、速乾性ならT8やアークテリクスのアイテムが断然おすすめです。
BRINGで購入してみたい夏アイテム3選
DRYCOTTONY HEAVY WEIGHT T-shirt
出典元:BRING | 服から服をつくる
- ボックスシルエット・肉厚の生地感のヘビィウェイトTシャツ。
- ホワイトとブラックはステッチがポツポツと1本の点線状の縫い目になっている天地引き。
- オレンジとベージュは2本のステッチが平行に走る2本針平縫い。
- 素材:ポリエステル 100%(BRING Material™ 100%)
新しい古着™ BRING T-shirt Basic DRYCOTTONY
出典元:BRING | 服から服をつくる
- 新品の古着を製品染めし、古着屋で再発見した「1点もののTシャツ」を再生ポリエステルで再現。
- 洗い込んだ古着のような柔らかさ。
- 抗菌・防臭、再生ポリエステルBRING Material ™を100%使用
- 素材:ポリエステル 100%(BRING Material™ 100%)
WUNDERWEAR Mid T-shirt
出典元:BRING | 服から服をつくる
- スッキリとしたシルエットでロングバックテール。
- セットインスリーブで男女兼用で上品に着られるパターン。
- ウォッシャブルウールなのでメンテナンスも容易。
- 素材:ウール70%、ポリエステル30%(BRING Material™ 100%)
DATA OF INTRODUCED PRODUCTS
SIZE:M
RUBBER BAND WIDTH:3.5㎝
COLOR:Heather Gray
MATERIAL:ウール50%、リサイクル・ポリエステル50%
MODEL SIZE:166cm 64kg ウエスト81cm Mサイズ着用