HITOJII ZAKKI & MONOLOG

「HITOJII ZAKKI & MONOLOG」は日々ストーリーのあるモノとの暮らしを楽しむヒトジイが、これまで買ってよかったモノを雑記とともに紹介するブログです。

20歳の頃に働いていた製造現場をふと思い出したのでブログに書き留めます

最近、ブログ内で前職の製造派遣について少し記事にまとめましたが、今でもふと思い出す事があるのでその事を書きます。

 

初めて働いた製造現場の話

20歳になったばかりの自分が製造業を選んだ理由は「専門学校費用を自分で貯めたい!」という明確な理由がありました。

目標は半年間で100万です。求人雑誌には夜勤専属勤務は30万以上可能と書かれていました。

確かに一月あたり総支給額が30万円以上貰える月もあったのですが、あくまでも休出2日分込みでの計算なので30万以下の月もありました。

4勤2休で1日12時間という勤務時間、しかも半年間ずっと夜勤専属で場所は田舎だし、寮と工場の往復と近所のイオン(昔はジャスコ)に行く時だけ外に出る生活をしていたため、毎月お金が貯まる事だけが楽しみでした。

そんなある日、職場の同僚が夜勤を終えて寮に帰宅すると心筋梗塞で倒れ、緊急入院、緊急手術したという事をその日の夜勤の際に、リーダーから告げられました。

幸いにも命に別状はないとの事でしたが、再び職場で姿を見る事はありませんでした。

倒れた同僚は今で言うアラフォー世代です。20歳になったばかりの自分からすれば、かなりの年上に見えた事でしょう。

現在アラフォー世代に突入している自分が、再び夜勤専属の勤務形態でまったく同じ仕事を半年間もやれるのか? 何度自問自答しても答えは出ません。

 

あれから15年後に働いた製造の現場でも…

あれから15年後くらい経って働いた別の製造の現場では、15年前と同じくアラフォー世代の派遣社員の男性がアパートで亡くなってる状態で発見されたと、現場のリーダーから告げられました。

病名は覚えてはいないのですが、職場に出社せず連絡も付かない同僚の事を心配した、同じ工程の派遣社員の方が数名でアパートを訪ねてみたところ、既に亡くなった状態でその同僚の方が発見されたとの事(交代制勤務でちょうどシフトが夜勤でした)

アラフォー世代に突入している自分からすると、非常に他人事とは思えない事が過去の職場で起きていたわけです。

 

以上のような事をふと思い出したのでブログに書き留めました。