自分のお気に入りのタイツといえば過去の記事でも少し紹介したパタゴニアのライトウェイト、ミッドウェイト、サーマルウェイトの3種類のタイツです。
3種類のタイツを購入してから今年で3年目くらいになるので、そろそろ新しくタイツを購入したくなり、別メーカーのタイツを買うかそれとも再度パタゴニアで同じモノを揃えるか悩みました。
パタゴニアのタイツの中で1番はく頻度が高いのがパタゴニア メンズ・キャプリーン・ライトウェイト・ボトムなんですが、パタゴニアの公式Webを見ると買えるサイズが売って無い! 5,000〜6,000円で買えてパタゴニアのタイツ並に使い勝手が良く、冬メインでも使える多少保温性のあるモノがないか探していたところ〜、ありました!
「ザ・ノース・フェイス ウォームトラウザーズ」を今年の冬のメインタイツにしようと思い、ネットを探し回った結果、定価よりもかなり格安で購入できたので紹介します。
- ザ・ノース・フェイス ウォームトラウザーズについて
- ウォームトラウザーズの素材について解説
- グリッド構造ではないので通気性よりも保温性が高いタイツ
- ウォームトラウザーズのはき心地とサイズ感
- ウォームトラウザーズをはいて外気温4℃の街中を90分間ウォーキングしてみました
- 気温が低い冬にこそオススメしたい、素材も高機能でオールシーズン対応型タイツ
- 2021年1月気温-1℃の街中を歩いてみました
ザ・ノース・フェイス ウォームトラウザーズについて
オールシーズン使用可能ですが、特に気温の低い季節で活躍する、高い保温性を持ったタイツです。運動性の高さや消臭性能など、スポーツウエアとしての機能が優れているのはもちろん、コットンに近い優しい肌触りや快適なストレッチ性など、日常でも積極的に使いたくなる風合いの良さも備えています。保温性が必要とされる様々なシーンで手放せないアイテムです。
ウォームトラウザーズのディテール
ウォームトラウザーズの素材について解説
【光電子®】
光電子®とは、特殊セラミックスの働きで、体が発する遠赤外線のエネルギーを利用して体の芯まで温めるハイテク繊維。様々な素材にミックスして使用することで、効果的な保温効果を発揮します。また、汗など水分の蒸散性、速乾性を向上させる機能もあります。
【Thermolite®】
低温下でも優れた保温性をキープする軽量快適素材
・中空繊維と極細ファイバーが体温を逃がさず、熱放射による冷却を防ぐ保温効果を実現
・汗を効果的に蒸散させながら体温を快適なあたたかさにコントロール
・耐用性に優れながら軽量化を実現
【MAXIFRESH PLUS】
加齢臭の臭気成分であるノネナールを79%消臭し、汗のニオイ成分であるアンモニア臭や酢酸、イソ吉草酸も強力に消臭。また、臭いのもととなる雑菌の繁殖を抑える抗菌性があり、この消臭・抗菌機能は洗濯を繰り返しても保持されます。
【静電ケア設計】
静電気の発生を抑える静電ケア設計。導電糸の採用により不快な静電気の発生を抑止。
グリッド構造ではないので通気性よりも保温性が高いタイツ
過去の記事でグリッド構造のパタゴニア メンズ・キャプリーン・ミッドウェイト・ボトムを少し紹介しましたが、ザ・ノース・フェイスのウォームトラウザーズはグリッド構造ではありません。
※今回、ザ・ノース・フェイス ウォームトラウザーズと比較したのは「パタゴニア メンズ・キャプリーン・ミッドウェイト・ボトム」。
そのため、通気性はパタゴニアのミッドウェイト・ボトムには劣りますが、保温性に関してはザ・ノース・フェイスのウォームトラウザーズのほうが暖かく、はいた瞬間からじんわりと暖かさが持続します。
パタゴニアのミッドウェイト・ボトムはグリッド構造で通気性抜群なので気温が低い冬などに風が吹くと肌寒く感じる事がありますが、ウォームトラウザーズは保温性が高いのでパタゴニアのミッドウェイト・ボトムよりは暖かい印象を受けました。
あわせて読みたい記事
ウォームトラウザーズのはき心地とサイズ感
サイズ表を見てSかMで迷いましたが、今年に入って体重が5〜6kg増えた事も考慮してMサイズを購入。
丈も丁度良くウエストやヒップまわりの締め付け感もないので着用していて非常に快適。
日常使いや仕事等、気温が低くなる冬場のアンダーウェアとして大活躍する事間違いなしのタイツだと思います。
ウォームトラウザーズをはいて外気温4℃の街中を90分間ウォーキングしてみました
会社帰りの夕方に90分間駅まで歩いて帰っていると度々記事内でも書いていますが、今回は「山と道 5-Pocket Light Pants」のインナーにザ・ノース・フェイスのウォームトラウザーズをはいて外気温4℃の街中を90分間ウォーキングしてみた感想を紹介します。
パタゴニアのタイツと違って歩き始めもあまり肌寒くなかったので、内心「90分間歩いたら汗かいて蒸れそうだなあ…」と思いました。
結果としては歩き始めの外気温4℃の中、駅まで90分間歩いてみても汗をかき過ぎたり、下半身が蒸れて不快になるという事もなかったので、終始快適に歩く事が出来ました。
駅に着いてから数十分間ホーム内で電車をじっと待つ間も、グリッド構造ではないのが功をそうしたのかじんわりと暖かさが持続していたので震えて待つ事もありませんでした。
グリッド構造で通気性抜群の「パタゴニア メンズ・キャプリーン・ミッドウェイト・ボトム」と素材に光電子とThermoliteを使用した保温性抜群の「ザ・ノース・フェイス ウォームトラウザーズ」、どちらも外気温4℃の中の街歩きでは同程度の快適性があり甲乙つけ難いです。
気温が低い冬にこそオススメしたい、素材も高機能でオールシーズン対応型タイツ
今回は定価よりもかなり安く購入する事ができた、ザ・ノース・フェイスのウォームトラウザーズを紹介しました。
ウォームトラウザーズの素材の特性上なのかなんなのかはよくはわかりませんが、パタゴニアのタイツよりは耐久性は低いかもしれません。
1日中仕事で着用してから90分間ウォーキングしただけで、お尻のあたりにピリングが数箇所出来てしまったので耐久性だけが不満に思うところではあります。
製品そのものの機能については光電子、Thermolite、MAXIFRESH、静電ケア設計などかなり高機能な素材を使用しているので申し分ありません。
ちなみに、ザ・ノース・フェイスのタイツは他にもありまして「ドライトラウザーズ」や「ホットトラウザーズ」など、用途によって使い分けられるように様々なタイツがラインナップされています。
今回、ウォームトラウザーズを仕事中にもはいてみましたが、かなり快適に過ごす事ができたので、今後買うモノリストに「ドライトラウザーズ」も入れる事にしました。
高機能でオールシーズン対応型のウォームトラウザーズは、秋冬なら買って間違いなしのモノなので、ビル内と外を行き来する事の多いタウンユースメインで考えている人にもオススメしたいタイツです。
2021年1月気温-1℃の街中を歩いてみました
ARC'TERYXのPalisade Pant(パリセードパンツ)のインナーとしてウォームトラウザーズをはいて歩いてみました。
アークのパリセードパンツは過去に紹介した「山と道 5-Pocket Light Pants」と同じくらいペラペラな生地で薄いパンツ。
真冬にはくには適さないパンツなのですが、ウォームトラウザーズの保温性を確かめるために気温-1℃の街中を40分くらい歩いてみました。
数十分間歩いているので身体も暖まり普通に凌げますが、同じところでずっと立っているだけなら寒いかなあ〜と感じる保温力なので、冬場の動きのある外作業なら十分使用できます。
DATA OF INTRODUCED PRODUCTS
SIZE: M
WEIGHT:210g(Lサイズ)
COLOR:(K)ブラック
MATERIAL:Thermolite®光電子®MAXIFRESH®ベアー天竺(ポリエステル81%、再生繊維(マキシフレッシュ)14%、ポリウレタン5%)
MODEL SIZE:166cm 62kg サイズ M着用