今年に入って体重が5〜6kgくらい増えたので着づらくなったモノや着れなくなったモノをフリマアプリのメルカリに出品する事が多くなったのですが、出品したモノが売れると同時に着るモノも無くなるわけなので何かしら買い足さなくてはいけないと思い、以前から1枚は欲しいと思っていたモンベルの「スーパーメリノウール L.W. Tシャツ」を日常着に加える事にしました。
メリノウールの半袖Tシャツを購入するのはモンベルが初めてではなくて、過去の記事でも紹介した「アイスブレーカー テックライトショートスリーブクルー」に次いで2度目です。
アイスブレーカーのメリノウールTシャツの素晴らしさは実際に購入して日々着用しているので既にわかっているのですが、いかんせん価格が高くセール価格を除いて通常は「5000円」程度では買えません。
着るシチュエーションを選ばずコスパも良いメリノウールTシャツとなると結局はモンベルしかないなとなりまして、今回モンベルのベースレイヤーの中でも暖かさに定評のある「スーパーメリノウール L.W. Tシャツ」を購入したので紹介します。
- モンベルの製品に使用されているスーパーメリノウールについて
- アイスブレーカーの製品に使用されているメリノウールの機能性について
- メリノウールのランクについて
- スーパーメリノウール L.W. Tシャツのディテール
- アクティブに活動する人だけでなく仕事着としても試してもらいたいスーパーメリノウール L.W. Tシャツ
- スーパーメリノウール L.W. Tシャツのサイズ感
- DATA OF INTRODUCED PRODUCTS
モンベルの製品に使用されているスーパーメリノウールについて
- No.1の発熱量
繊維には、汗などの水蒸気を吸収すると熱を発生させる性質(吸湿発熱)があります。この特性を生かした発熱繊維が多く開発されていますが、他のどんな発熱素材と比較しても卓越した発熱量を誇るのが、モンベルのスーパーメリノウールです。
- 暖かさが持続する
ウールは自らが発生させた熱を、繊維表面にあるスケール(うろこ状組織)が包み込み、暖かさを持続させることができます。さらに、その熱を緩やかに放出するので、汗冷えなどの不快感から体を守ります。
- 厳選された「マルチクリンプ ウール」
産出量の非常に少ない繊度18.5ミクロンの「マルチクリンプウール」を使用。繊維のクリンプ(縮れ)が非常に大きいため、ストレッチ性に優れ、生地に編んだ際にはデッドエア(断熱材としての動かない空気)を多く含むので抜群の暖かさを生み出します。また、太さが均一なため切れにくく、繊維長が通常のメリノウールに比べて15%長いので、チクチク感の少ない心地よい肌触りです。
- 静電気が起きにくい
ウールはもともと帯電しにくい繊維ですが、スーパーメリノウール・アンダーウエアには、生地の縫い合わせ部分の糸に自然放電するカーボン繊維を使用して、より静電気を起こりにくくしています。
- ウォッシャブル・イージーケア
ウォッシャブル加工をしているので、ご家庭でも簡単に洗濯でき、お取り扱いも簡単です。(洗濯の際は中性洗剤をご使用ください)
メリノウールというとお手入れ(洗濯等)が大変そうに思う方もいると思いますが、ウォッシャブル加工(ウールに防縮加工を施すこと)されているので自宅で簡単に洗濯できるのも良いですね。
次にアイスブレーカーの製品で使用されているメリノウールの機能性も合わせて読むことで、メリノウールを使用した製品の理解をより深める事ができると思うので紹介します。
アイスブレーカーの製品に使用されているメリノウールの機能性について
メリノウールの機能性
薄手でありながら保温性と湿度調整に優れたIcebreakerの原材料は、ニュージーランドの南アルプス標高1,800mで育てられるメリノ種羊の原毛。
寒暖の変化が激しい過酷な高地で暮らすメリノ種羊には自然のプロテクションが備わっています。
気温35度にもなる夏は、きめ細やかなウールの高い通気性が羊の体温を適正に保ち、冬は分厚いウールの層がマイナス20度の寒さから羊の体を守っているのです。
そんな自然が生み出したメリノウールの高い機能性を利用したのがIcebreaker。
その繊維は石油からではなく、牧草と水、そして太陽がつくり出したものであり、再生可能で生物分解性も備わっています。
- ソフトな肌触り
Icebreakerのメリノウールは、太さ17〜19ミクロンという世界最高品質のスーパーミクロファイバー。繊維がとても上質で、細くて柔らかく肌に優しいので、普通のウールのようなチクチク感がありません。
- 吸湿性と湿度管理
繊維自体に高い吸湿性を持つメリノは、汗をかく前の段階から体が発する水蒸気を吸収して大気中に発散させます。また、運動してかいた汗は毛管現象で吸い上げて気化させるので、肌はいつもドライで快適に保たれます。
- 理想的な温度調節
寒い時は、肌面の水分を吸収する際の吸着熱と体温が、極細繊維のつくり出す多くのエアポケットにため込まれます。暑い時は、汗の蒸発による緩やかな気化冷却によって、快適な衣服内温度に調整することができます。
- 天然の抗菌防臭効果
汗には脂肪と塩分の混合物が含まれ、これは雑菌の繁殖を促す原因。つまり、嫌な臭いの元。メリノウールの繊維は雑菌が付着しにくい性質なので、臭いが発生しにくく、洗濯せずに何日間も着用することが可能です。
モンベルのメリノウールは繊度(太さ)18.5ミクロン、Icebreakerのメリノウールは繊度(太さ)17〜19ミクロンと数値だけ見るとモンベルで使用されているメリノウールのランクはエクストラファインメリノ、Icebreakerのメリノウールはエクストラファインメリノとスーパーエクストラファインメリノの中間ってところでしょうか。
メリノウールのランクについて
ストロングメリノ 23~25マイクロン
ファインメリノ 20~22マイクロン
エクストラファインメリノ 18.5~19.5マイクロン
スーパーエクストラファインメリノ 16.5~17.5マイクロン(カシミヤ級)
※一番上質とされているのはスーパーエクストラファインメリノ。
左がモンベル、右がアイスブレーカー。
モンベルとIcebreakerの製品を着比べてみるとIcebreakerのほうがきめの細かいメリノウールを使用しているだけあって肌触りが柔らかくふんわりと優しく包み込まれるような着心地、モンベルの製品は体に張り付くタイトフィットな着心地で日常着というよりはアクティブに動く人向けの製品のように感じます。
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スーパーメリノウール L.W. Tシャツのディテール
袖は肩や腕が動かしやすいラグランスリーブ仕様。
Mサイズを購入。
アクティブに活動する人だけでなく仕事着としても試してもらいたいスーパーメリノウール L.W. Tシャツ
アイスブレーカーのメリノウールTシャツと違って身体にピタッっとフィットします。
11月の三連休中起きている時も寝ている時も着用し続けてみましたが、天然素材なのでにおいにくくじんわりとした暖かさが持続します。
雪が降るくらい寒くなる真冬ともなると朝起床する時なんかは、暖かい布団から出るのも億劫になりますよね? そんな時こそメリノウールのアンダーウェアの出番。
今年はメリノウールのアンダーウェアを何点か購入したので今から真冬を迎えるのが楽しみなのですが、下はメリノウールのボクサーを履き上はメリノウールのTシャツかロングスリーブを着るのが冬の基本ウェアです。
これからより一層寒くなる季節にロングスリーブタイプではなく半袖タイプのスーパーメリノウール L.W. Tシャツを購入したのには理由がありまして、平日の会社帰りに駅まで90分くらい歩いていると過去の記事でも書きました。
真冬でも90分歩くと当然汗かきますし、保温性重視で厚着すれば汗ダラダラになってしまいます。
超がつくほど「汗っかき」の自分としては保温性と同じくらい汗対策もしなければいけないので、どの製品を購入すれば快適に仕事だったり歩いたり出来るのか色々と考えた結果、現状ではメリノウールの半袖Tシャツが最適だなと思いました。
モンベルのスーパーメリノウール L.W. Tシャツとアイスブレーカーのテックライトショートスリーブクルーは着用感が全然違うので、真冬のアンダーウェアとしてどちらが良いのが両方を着比べてみるのも楽しみのひとつです。
最近職場の同僚に暖房の効いた社内ならモンベルの「ジオライン L.W. Tシャツ」でも良いのではと勧められたので今後購入するモノリストに入れました。
モンベルの「ジオライン M.W. ラウンドネックシャツ」は何年か前に購入した事がありますが、ジオラインのL.Wはこれまで購入した事がないので保温性がどれくらいあるのか気になります。
さて、モンベルのスーパーメリノウール L.W. Tシャツは結局買いなのか?冬場のアンダーウェアとして着るなら間違いなく買いです。
スーパーメリノウール L.W. Tシャツのサイズ感
今年に入って体重が5〜6kg増えましたのでサイズはSではなくMにしましたが、着た感じゆとりがあるような着心地ではなく身体にピタッとフィットしており動きやすいラグランスリーブなので活発に動く冬場のスポーツ時にも最適。
冬になるとユニクロのヒートテックと比べられる事の多いモンベルの製品ですが、コスパと機能性重視(登山でもガンガン使える)、暖かさで考えたらモンベルの製品に軍配が上がります。
自分の仕事は活発に動く事が少ないので仕事中は汗をあまりかきません、気をつけなければいけないのは暖房の効いた社内と社外の温度差くらいなので、モンベルのスーパーメリノウール L.W. Tシャツが自分の用途に合っていますし、あとは重ね着で体温調整するくらいでしょうか。
汗をたくさんかくくらい活発に動きまわる仕事内容だったらメリノウールを使用していないモンベルのジオライン L.W. Tシャツやジオライン L.W. ラウンドネックシャツでも良いかもしれません。
あわせて読みたい記事
DATA OF INTRODUCED PRODUCTS
SIZE: M
WEIGHT:105g(平均重量)
COLOR:ブラック(BK)
MATERIAL:ウール92%+ナイロン8%
MODEL SIZE:166cm 62kg サイズ M着用