『工務店の日報』という名の、愛すべき機能美。

私たちはいつだって「本物の道具(ツール)」に弱い。
過度な装飾を削ぎ落とし、ただひたすらに機能を追求した先に宿る、無骨な美しさ。
それがハイブランドのショーケースではなく、郊外のホームセンターやワークショップに転がっていることを知っているからだ。
コトブキニットが展開する「BOKURA WORKS」。
そのラインナップにある『工務店の日報』というシリーズ名を目にして、思わずニヤリとしたなら、あなたはこのインナーの虜になる資格がある。


今回は、その名もユニークなシリーズから、冬のアンダーウェアの最適解とも呼べる「ドットフリース 長袖クルーネック」の話をしよう。
- 『工務店の日報』という名の、愛すべき機能美。
- 理にかなった「ドット」の必然
- 思考を止めない、ストレスフリーな着用感
- サイズは、気分に合わせて
- コスパ最強の「動ける」あったかインナー
- PRODUCT INFORMATION
理にかなった「ドット」の必然
袖を通した瞬間、肌が理解する。これはただの暖かい下着ではない。
裏地を見れば一目瞭然だ。フリース素材が規則正しいドット状(グリッド状)に配置されている。

起毛したドットがデッドエアを捕まえ、体温を蓄える。一方で、起毛していない溝の部分が、運動によって生じた余分な熱と湿気を逃がす。


「保温」と「通気」。
相反する二つの要素を、一枚の生地構造だけで解決する。アウトドア業界で重宝されるこのテクノロジーを、ワークウェアの価格帯で実現してしまったことに、コトブキニットの矜持を感じずにはいられない。


思考を止めない、ストレスフリーな着用感
現場で働くプロにとって、ウェアの違和感は事故のもとだ。だからこそ、このシャツは徹底して「黒子」に徹している。
肌に吸い付くような適度なフィット感、そして驚くべきストレッチ性。
腕を上げる、荷物を運ぶ、あるいはデスクでキーボードを叩く。どんな動作においても、生地が皮膚の一部のように追従する。



縫い目はフラットで、肌への干渉は最小限。
着ていることを忘れさせる軽やかさは、都市生活という名の「現場」においても、我々のパフォーマンスを底上げしてくれるはずだ。


サイズは、気分に合わせて
選び方はシンプルだ。
インナーとしての機能を最大限に引き出すなら、いつものサイズを選べばいい。肌との密着が、ドットフリースの真価を発揮させる。
もし、少しリラックスしたルームウェアとして、あるいは薄手のスウェット代わりに着たいなら、ワンサイズアップも悪くない。着丈は長めに設計されており、屈んだ背中が無防備になることもない。
筆者は悩んだ末にLサイズを購入したが、袖丈が短いのが唯一の不満だ。
着用した際の保温性と暖かさに関しては、先日紹介したワークマンの「 メリノウール100% ミドルウエイト長袖ハーフジップ」をゆうに超える。
コスパ最強の「動ける」あったかインナー

「工務店の日報」という名の通り、工務店や建設現場での「日報」のように、毎日の仕事を支える記録的な存在でありたいという願いが込められている(と推測する)。
武骨なネーミングとは裏腹に、そのディテールは繊細そのもの。冬の汗冷えに悩むワーカーはもちろん、週末のキャンパー、そして機能美を愛するすべての都市生活者へ。
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PRODUCT INFORMATION
SIZE: L
COLOR:BLACK
MATERIAL:ポリエステル92%、ポリウレタン8%
MODEL SIZE:166cm 62kg Lサイズ着用

